Raspberry Piにパソコンからネットワーク経由でSSH接続でログインしてみます。
(2015-09-24-raspbian-jessie)
Raspbian Jessieでは標準でSSHサーバーが有効になっているので、SSHでログインできます。
さらにavahi-daemonもインストールされているので、IPアドレスだけでなく、マシン(ホスト)名でもログインできます。
(環境 Mac OS X 10.10)

※Raspberry Piのユーザ名、パスワードはデフォルトのままとします。
ユーザ名: pi
パスワード: raspberry


●SSHでリモートログイン
あらかじめ、Raspberry Piは起動して、ネットワークに接続した状態にしておきます。

○IPアドレスでログイン
1.Raspberry PiのIPアドレスを調べる
Raspberry PiのLXTerminalで;
pi@raspberrypi ~ $ ifconfig
(192.168.1.11 だったとします)

2.SSHでログインする
Mac のターミナルで;
$ ssh pi@192.168.1.11
pi@192.168.1.11's password:  

ここでパスワード入力待ちになるので、raspberryとパスワードを入力してエンターキーを押すとRaspberry Piにログインできます。(ちょうど、CLIで起動したのと同じ状態。)

※SSH接続終了コマンド
pi@raspberrypi ~ $ exit 又は logout

 
○マシン名でログイン
Mac のターミナルで;
$ ssh pi@raspberrypi.local

以下、上記と同じ手順でログインできます。

※Windowsでは、デフォルトではBonjourがないのでできません。iTunesをインストールするとBonjourも入るのでマシン名でログイン可能になるようです。



●SSH でログインする時に公開鍵で認証するようにする(パスワード入力不用に)
毎回のパスワード入力が面倒なら、公開鍵暗号を設定します。

Mac のターミナルで;
(Homebrewがインストールされているものとします。)

$ brew install ssh-copy-id   #公開鍵の受け渡しを楽にするためssh-copy-idをインストール
$ ssh-keygen -t rsa            #RSA暗号方式の公開鍵を生成
$ ssh-copy-id pi@raspberrypi.local   #公開鍵をRaspberry Piに登録

ログインしてみる;
$ ssh pi@raspberrypi.local
pi@raspberrypi ~ $

パスワード入力待ちにならずにログインできたらOK。


●さらに、Raspberry Piのデスクトップ画面(X Window)をパソコンにも表示させて操作したい時は、
次の記事に。 














8GB以上、Class10以上を推奨。(スターターパックには含まれています。)





上記TechShareのスターターパックには含まれていません。






Raspberry Pi 2 本体、WiFi(無線LAN子機)も含まれています。








Raspberry Pi 2 本体、LANケーブルも含まれています。