小学生・中学生対象のロボット競技会(FLL)の世界大会で日本のチームがみごと優勝しました!

日本でも小学校のプログラミング教育必修化の方針が出てから、このところ子供向けプログラミング教育が俄然注目されていますが、学校外での活動ではとっくに盛り上がっていたんですね。

LEGOを使ったロボットを作って(もちろんプログラミングもして)課題に挑戦する小・中学生対象の世界的な競技会 FIRST LEGO League(FLL)。日本でも開催されていて(FIRST JAPAN)、上位入賞チームは世界大会に出場できます。

今年は 5つの地域で開かれた世界大会のうち、オーストラリアで開催された FLL Asia Pacific Open Championship 2016 に出場した日本チーム「Samurai 7」が優勝!
→・侍7が、Asian Pacific Ocean championで優勝! - First Lego League team 侍7
→・Asia Pacific Open Championshipのご報告 - 2016-07-10 - ithinkplus


競技の様子


優勝発表の様子


なんと、2012年のFLL世界大会でも日本チームの「Falcons」が優勝しています!
→・FLL世界大会でFalconsチームが総合優勝 - ロボジョイくらぶ・マイスターブログ
→・世界大会7日目 - 2012-04-29 - ithinkplus


この2チームとも率いた k氏。
知り合いなので色々お話しをうかがったのですが、アメリカなどでは参加チームに対する企業や地域のサポート(金銭的、人的)と、競技成績に対する企業や学校・大学の評価がすごいのだそうです。
具体的には、コーチ派遣や旅費負担だったり、高校・大学進学への推薦や奨学金だったり。

この辺の事情は下記の本にかなり詳しく載ってます。
(高校生対象のFIRST Robotics Competition 大会の話)





それに対して日本だと、国際大会に参加するための旅費など含めて金銭面は基本的に親の負担で、世界大会に優勝しても評価してくれる高校・大学や企業は皆無だそうで . . .
このあたり、なんとかならないのかなぁ?と思います。

今年の優勝チーム「Samurai 7」は内閣府に表敬訪問したそうです。
→・内閣府表敬訪問 - 2016-08-24 - ithinkplus

少しでも変わるきっかけになるといいですね。