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初代 Apple Watch Sport(アルミニウムケース)の背面塗装(文字)が剥げる症状に、不幸にして 2回当たってしまいました。(デジタルクラウンのパッキンが出てくるのにも 1回遭遇)

A. 2015年4月 Apple Watch Sport(初代 42mm アルミニウムケース)購入
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B. 2015年7月 パッキンが出てきて無償交換
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C. 2015年12月 背面の文字の印字が剥がれて無償交換
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D. 2016年10月 再び背面の文字の印字が剥がれて無償交換

E. 2016年10月 Apple Watch Series 2(42mm アルミニウムケース)購入


その都度、Apple Support に電話をすると、丁寧な応対で無償交換となりました。
(必ず無償交換になるという保証ではありませんが、同じような症状に当たったら電話で相談してみる価値はあります。)


剥がれやすいのはアルミニウム塗装の背面文字の内、特に黒い部分が大きい Appleマークです。
Apple としても、この現象については把握しているようで、その時々で対策品が送られてきました。

今回、Series 2 も含めてアルミニウムケースの背面の文字の塗装剥がれ対策のためと思われる、印字の仕方の変遷について比較してみました。

なお、Apple Watch の使用頻度ですが、基本的には日中は毎日ずっと腕にはめています。
週に3〜5回 1時間ほど屋外ウォーキングをしていますが、基本的には雨や水に濡れることはありません。
また、特にぶつけたり、こすったり、洗ったりということもしていません。手入れは乾拭き程度です。

B. 2015年7月入手:初代 Apple Watch Sport(アルミニウムケース)
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これは、A. の2015年4月発売の最初期のものと同じと思われますが、いわゆる刻印のように文字の部分が凹んで印字されています。
7月に入手して、わずか5ヶ月後の2015年12月に文字部分の塗装が剥がれてしまい、アルミニウムの地金が露出してしまいました。


C. 2015年12月入手:初代 Apple Watch Sport(アルミニウムケース)
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交換品は、写真では分かりにくいのですが、刻印のような凹みがなくなり、平らな印刷に変わりました。


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ただし、残念ながらこれも、10ヶ月後の 2016年10月には同じように文字部分の塗装が剥がれてしまい、アルミニウムの地金が露出してしまいました。


D. 2016年10月入手:初代 Apple Watch Sport(アルミニウムケース)
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今度の交換品は、背面の文字の印字が明らかに薄くなっています。前回の交換品と同じく刻印のような凹みはなく、平らな印刷です。
黒い部分が多い Appleマークや 太字の WATCHの文字が剥げやすいことから、印刷を薄くしたのではないかと推測します。


E. 2016年10月購入:Apple Watch Series 2(アルミニウムケース)
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2世代目の Apple Watch Series 2(アルミニウムケース)の背面の文字の印字は、(写真では違うように見えますが)上記 D. と全く同じ薄い印刷になっています。

これが今の所の Apple の背面塗装の剥がれ防止対策のようです。
黒い色(塗料)を減らす(もしくは塗料を変えた?)というシンプルな対策ですが、理にはかなっているように思えます。


これからは、初代 Apple Watch Sport は知り合いに譲り、Apple Watch Series 2 を自分が使っていく予定です。
これで、少なくとも 2年は塗装が保って欲しいなと願っています。


参考)
塗装剥がれ - 公式 Apple サポートコミュニティ
Apple Watch Sport 交換顛末 - TAC(天王寺アップルクラブ)
Apple Watch Sport スペースグレイモデル、刻印をプリントへ変更 - KODAWARISAN
AppleWatch Sportの裏面文字剥がれは対策されている - ゆっくり建てる

Apple Watch Sport きたー!
Apple Watch からパッキンが出てきた
Apple Watch を修理に出すと、こんな箱に入って戻ってきた
Apple Watch の背面の文字が剥がれた→無償交換に
Apple Watch 好きすぎて Series 2 も買った