10年後の仕事図鑑』(落合陽一・堀江貴文著)を読んでいて、気づいたことがあります。"自分は「面白い」ことが好き" なんだって。

「堀江さんが様々な人と毎日食事するのは何でですか?」という質問をよくされるが、その理由は1つしかない。「面白いから」だ。面白い人たちと面白い時間を過ごす。
『10年後の仕事図鑑』より

「面白い」と「楽しい」は意味が似ていので、ここでは「面白い」は 英語の “interesting” (知的好奇心を引き起こさせるような)の意味で、「楽しい」は “funny” (笑わせるような)の意味で使っている思って読んでください。


今まで、"友達と毎週酒を明け方まで飲んでる" とかいう人の行動が理解できませんでした。
"同じメンバーと話してもネタが尽きちゃうんじゃない?" とか、"話すなら1〜2時間で十分で、それ以上は時間の無駄なんじゃない?" とか、"そんなに仕事でストレスが溜まるの?" とか、"自分のやりたい事が見つかってないの?" とか思っていました。

要は、"それって「楽しい」かもしれないけど、「面白い」の?" っていうことですね。

「時間がもったいないんじゃない?」と言ってみたこともあるのですが、「楽しければそれでいいじゃない」と反論されて、分かってもらえませんでした。


この「楽しい」と「面白い」の違いって、タレントさんの例で言うとパッと思いついたのは(自分の勝手なイメージですが)「楽しい」のは「さんま」さん、「面白い」のは「林修」さんっていうイメージです。
「ワハハ」ってなるのが「楽しい」で、「へ〜」ってなるのが「面白い」って感じかも。


そう言えばテレビ番組でも、お笑いは見ないけど、クイズとか教養番組は好き。お笑いタレントさんがビジネスの話をする、NHKの「芸人先生」は見る。
何時間かかかるか分からないスポーツの生中継は見ない。
とか、思い当たることが沢山見つかります。


「楽しい」は受動的で、「面白い」は能動的な感じ方だという説明もありました。

これって、どちらかが良い悪いとかじゃなくて、個人の好みや感じ方、生き方の考え方の差なんでしょうね。だから、お互いの考え方/行動って理解しづらいかも。


とりあえず、"自分は「面白い」ことが好きな人間なんだな" と発見できたのが「面白かった」です。




『あなたを天才にするスマートノート』で、"これからは「面白い」人を目指そう" って書いてあったのを思い出しました。


10年後の仕事図鑑
堀江 貴文
SBクリエイティブ
2018-04-05